今回は公務員になるまでにやっておいたことがいいこと10選について紹介します。
私は元国税専門官なので、元国税の目線で記事を書いています。
また、大学生向けの記事になります。
公務員の役職名を覚える
国税専門官の中にはいろんな役職名があります。以下はその一例。
- 財務事務官
- 国税調査官
- 上席国税調査官
- 統括国税調査官
- 特別国税調査官
一番最初に与えられる役職は「財務事務官」です。
国税内では通称「じむかん」と呼ばれています。
財務省の事務方のトップに「財務事務次官」という役職がありますが、全くの別物です(笑)
財務事務官は国税専門官の中では平社員みたいなモンです。
4年目の「専科研修」という7か月間の研修があるのですが、その研修が終わった後に「国税調査官」になることができます。
その後、数年働いて「上席国税調査官」になることができます。
上席国税調査官は「うわさん」「じょうせき」と呼ばれています。
上席までは誰でもなることができます。
それ以上になると出世競争で勝ち抜いていく必要があります。
WordとExcelの基礎的な操作をマスタ―する
古い役所ではいまだに一太郎を使っていたりするようですが、ほとんどの公務員でWordとExcelを使用します。
そこまで難しいことはしませんし、公務員になってから勉強しても間に合います。
可能であれば、大学生の間にMOSスぺシャリストレベルの操作はできるようになっておくと良いです。
ベレットは国税時代は関数を使いませんでしたが、役職が上がるにつれて使う頻度は上がるようです。
特に法人部門ではExcelを使っている人が多かったと記憶しています。
簿記3級・2級取得
これは国税専門官限定ですが、簿記を取得しておくとよいです。
絶対ではありませんが、業務で簿記の知識は必須ですし、半分以上の人が簿記を取得しているので国税専門官になる前に取得しておきましょう。
簿記の勉強ですが、国税専門官の試験が終わってからでOKです。
11月の試験で 簿記3級取得。
翌年2月の試験で簿記2級を取得すると良いです。
転職したくなった時の予防線【ブログ・YouTube・プログラミング】
ジャンルは何でもいいですが、自分の好きなことをブログやYouTubeで発信すると良いです。
ブログやYouTubeでは公務員時代の話を詳細に発信していくといいかもしれませんね。
今後不景気になっていくと思われますが、不景気になると公務員の人気が高まるので。
また、モチベーションが続くならプログラミングを勉強するのも良いですね。
「プログラミングでポートフォリオを作って、自社内開発の会社に行く」というのが最近流行っています。
最近はTwitter上でも公務員からプログラマーになったという人も多いですね。
一部の役所では限定的に副業が解禁されています。
例えば生駒市役所では副業を後押しする内部規定が出来たり、神戸市役所では地域貢献に繋がる副業をOKとしています。
もし、今後公務員をしながら副業も本格的に解禁されればかなりバランスよくお金を稼ぐことができますね。
副業解禁を見越して今からブログやYouTubeを育てるのもアリですね。
クレジットカードを作る
楽天カードとエポスカードがオススメです。
特に楽天カードは100円ごとに1ポイント貯まりますし、楽天証券口座と紐づける(マネーブリッジ)ことで、金利が0.02%から0.1%になります。
楽天証券口座の開設もマネーブリッジも無料なので、絶対やっておいた方が良いです。
つまり100万円預けていた場合、0.02%時は1年で200円の利息が付きますが、0.1%時は1年で1,000円の利息が付きます。
コピー機の使い方に慣れておく
公務員は資料系の仕事が多く、頻繁にコピー機を使います。
国税時代は「納税証明書」「納付書」「確定申告書」「税務関係書類」「滞納者の銀行通帳」等あらゆるものをコピーしまくっていました(笑)
コピー機の使い方は家庭用ではなく、業務用のものを使います。
塾講師のアルバイトをしておくとコピー機を使いますし、時給も悪くないのでオススメです。
電話対応に慣れておく
国税専門官は最初の研修期間が終わると管理運営部門に配属されます。
管理運営部門は毎日のように「納税相談」「資料の送付」「クレーム」の電話が来ます。
電話対応は簡単そうに見えますが、意外と緊張したりうまく話せなかったりします。
そのため、学生時代に時間があればコールセンターのバイトを半年もすればだいぶ上手くなります。
現に国税の後輩でコールセンターのバイトをしていた人がいましたが、電話対応がめちゃくちゃ上手くて一目置かれていました。
コールセンターのバイトは時給単価も高いので、貯めたお金でプログラミングスクールや海外留学に行くのもアリですね。
長期の旅行・留学
国税専門官は時間についてはわりとホワイトな公務員だと思いますが、それでも2週間以上の休暇は取得しにくいです。
そのため、長期で海外に行きたいという人は学生時代や国税専門官として働くまでの期間に海外旅行や留学をしておくことをオススメします。
特に学生時代は安い時期を狙って旅行できたりするので安上がりです。
自動車免許を取得する
国税専門官になると自動車で調査に行く場合もあります。
特に地方の国税局で採用された人は車に乗る機会が多くなります。
国税専門官になってからでも自動車免許は取れなくはないですが、取得しにくいので、時間がある学生時代に取得しておくことをオススメします。
童貞を卒業しておく
国税専門官では定期的に飲み会があります。
その飲み会では真面目な話や仕事の話もしますが、下ネタも話します。
下ネタが嫌いという人もいるとは思いますが、社会に出る以上仕方ないですね。
社会に出ると童貞は少ないです。
童貞だと下系の話に対応できないと思いますので、彼女でも風俗でもいいので童貞を卒業しておくことをオススメします。
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