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公務員が題材の映画20選まとめ

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公務員を題材にした作品は数多くあります。

地方公務員から国家公務員まで日本にあるたくさんの公務員が題材になった作映画を20選にしてまとめていきます。

HERO

2001年に連続ドラマ・2006年には特別編がテレビ放送された大人気作品「HERO」は木村拓哉演じる検事・久利生公平が様々な難事件に挑むストーリー。

劇場版での裏タイトルは「久利生公平、最大の危機」、ドラマではまったく描かれることのない法廷でのやり取りが見どころとなっており被告を追い詰めるシーンはハラハラします。

また日本だけではなく、台北や韓国でも公開され2007年公開の日本映画1位を記録し、興行収入81億円を超えました。

検察側の罪人

東京地検の検事・最上毅のもとに元教え子・沖野啓一郎が新人検事として配属されてきたことことから展開されていく様々な刑事事件を検察側の視点で描かれるストーリー。

最上毅役を木村拓哉が、そして沖野啓一郎役を二宮和也が演じ2018年8月に公開されると全国映画動員ランキング初登場1位となり大きな話題になりました。

「時効」がこの作品のテーマになっていて元検察官の監修も得た作品な上、吉高由里子や松重豊、山崎努などの演技派俳優が彩ります。

99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE

「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」は2016年と2018年にドラマとして放送されたシリーズからの続編として2021年12月に公開。

日本における刑事事件はその99.9%が有罪判決、残りの0.1%の無罪を解明していく若手弁護士が題材となっている映画です。

主演の弁護士・深山大翔役はドラマから引き続き、松本潤が演じています。

公開前からさまざまなSNSで公開を待ちわびるファンの声があがり、大きな話題になっています。

プリンセス・トヨトミ

2011年に公開されたプリンセス・トヨトミは国家予算の使いみちに違法性がないのかを調査する会計検査院の松平元・鳥居忠子・旭ゲンズブールを中心に描かれていきます。

役者は堤真一・綾瀬はるか・岡田将生と若手からベテランまでが揃っています。

ひょんなことから大阪である真実を知った3人が、公共機関や商業活動などのすべての機能がストップする一大事件に巻き込まれます。

会計監査員調査官というあまり聞き慣れないお仕事ですが、時空を超えた構図展開がわかりやすい内容となっています。

外事警察~その男に騙されるな~

2009年に連続ドラマで放送された「外事警察」、ダンディな俳優として大人気の渡部篤郎が警視庁公安部外事第4課の作業班長・住本健司役を演じています。

国際テロ捜査、テロリストの逮捕、手段を選ばない冷酷な手段など知られざる警視庁公安部外事の内部に迫った映画です。

2012年にまずは映画公開され、2012年11月にはロケ地ともなった韓国でも公開されました。

実際の外事警察経験者による技術監修も行われるなど本格的で、真実に基づいたリアリティある内容となっています。

SP 野望篇/革命篇

ドラマからの続編として野望編は2010年に、革命編は2011年に公開され、興行収入は2作品ともに30億円を超える大ヒット作になりました。

この作品では警視庁警備部警護課第四係機動警護班で勤務する井上薫やその仲間たちがテロに抵抗するストーリーです。

井上薫の役はドラマ版から引き続き岡田准一が演じ、さらに同僚SP役には真木よう子、松尾諭なども引き続き登場し脇を固めています。

さらにこの作品では井上薫が一番信頼を寄せていた堤真一演じる尾形総一郎の人生をかけた計画が描かれています。

踊る大捜査線・THE MOVIE湾岸署史上最悪の3日間

踊る大捜査線といえば1997年にテレビドラマとして放送されるとまたたく間に大ヒットし、日本の刑事ドラマの代表とも言える作品になりました。

主人公は湾岸署刑事課強行犯の警部補・青島俊作役の織田裕二をはじめ、巡査部長に深津絵里、監視官の室井慎次役には柳葉敏郎が大活躍します。

警察組織の内情や、それぞれの事件に対する思いなど異なる視点で描かれていますが、そこまでシリアスなものではなく子供から大人まで見やすい内容になっています。

1998年に公開されると邦画年間興行収入1位を獲得、また日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を、コメディアンであり俳優のいかりや長介が受賞しました。

劇場版SPEC~天~・劇場版SPEC~結~

SPECシリーズは映画化になることを視野に入れられてまずは2012年からテレビドラマ放送がされていました。

警視庁公安部に設立された不可解な事件を扱う未詳事件特別対策係で繰り広げられるストーリー。

捜査官の当麻紗綾役は戸田恵梨香、そして相棒とも言える刑事の瀬文焚流役は加瀬亮がテレビドラマから引き続き演じています。

ドラマからの続き、完結までが描かれています、キャッチコピーは「真実を疑え」「未来を掴め」シリアスな内容でありながらどこかコメディタッチで進むストーリーで人気。

公開からわずか2日間で35万人以上の動員数を叩き出し、10代、20代の支持を集めた。

ケイゾク~Beautiful Dreamer

1999年にテレビドラマで放送された「ケイゾク」は先程のSPECシリーズの前身となった作品で、2000年劇場版となって公開されました。

天才にして変人の警視庁キャリアの柴田役を中谷美紀が演じ、相棒の刑事・真山徹役を渡部篤郎が演じています。

一見、凸凹とも言えるコンビが数々の未解決事件を追い、真山徹にとっての因縁の相手でありケイゾクシリーズの根源とも言える「朝倉裕人」を追い詰める。

興行収入は12億円を超え、ドイツ・ケルンの東アジアの映画祭・シネマアジアフィルムフェスティバルにも出品されるほどの話題を集めた。

ちなみにこの作品で出会った中谷美紀・渡部篤郎はその後交際が発覚し大きな話題を呼びました。

海猿

海難救助を行う海上保安官の厳しい訓練、実際の活躍や若き潜水士達の成長を描いたストーリー。

主人公・海上保安官の仙崎大輔役は伊藤英明が演じています、ドラマ版・映画化となったことでこの作品は伊藤英明にとっての代表作となりました。

2004年の「海猿」・2006年の「LIMIT OF LOVE海猿」・2010年の「THE LAST MESSAGE-海猿」・「BRAVE HEARTS海猿」が公開されました。

興行収入も平均75億円程でその人気ぶりが伺えますが、若手俳優が起用されていることから女性の人気を集めました。

また主人公が一般会社員から救難救助の潜水士になっていくストーリーだったこともあり会社員が職業別動員数を占めました。

空母・いぶき

国籍不明の武装集団によって領土を占拠されるという未曾有の事態が襲った日本、そこで緊急出動を命じられた海上自衛隊たちの決断を描いたストーリーです。

日本で初の空母である「いぶき」に艦長として司令塔となる秋津竜太役を西島秀俊が演じています。

他にも佐々木蔵之介や藤竜也、村上淳などが主要キャストとして出演し、護衛艦内でのそれぞれの立場や思いをぶつけ合っています。

2019年に公開され公開15日目で観客動員は70万人を超え、興行収入は10億円を目前にするというヒット作となりました。

シン・ゴジラ

2016年に公開となった「シン・ゴジラ」は特撮怪獣映画、名監督の庵野秀明がメガホンを取りゴジラは復活を果たすことになります。

内閣官房長官の矢口蘭堂役を長谷川博己が、内閣総理大臣補佐官の赤坂秀樹役を竹野内豊が努め、他にも文部科学省・厚生労働省・国土交通省・経済産業省・海上保安庁など多くの国の組織がそれぞれの立場からの対策を考え、登場しています。

シン・ゴジラで登場するゴジラのモーションキャプチャは狂言師・野村萬斎が演じたことでも話題になりました。

孤狼の血

2018年に第1シリーズが公開され、続編となる「孤狼の血LEVEL2」は2021年に公開されました。

第1シリーズでは刑事二課・暴力班捜査係主任の大上章吾役を役所広司が演じ、第2シリーズは刑事二課・暴力班捜査係巡査の日岡秀一役の松坂桃李が主演をしています。

暴力団捜査に手段を選ばないやり方でとことん追い詰めてく警察官と、その下で部下として奮闘し遺志を継いでいく若手警察官の姿が描かれています。

流血シーン、殺人シーンや暴力シーンが多く描写されているためR指定されています。

警察官の中でも超特殊と言われる通称・マル暴の刑事たちの姿に心を鷲掴みにされる映画です。

日本で一番悪い奴ら

2016年に公開になった「日本で一番悪い奴ら」は北海道警察を舞台に、警察組織ぐるみ行われる裏金問題や現役警察官による覚醒剤取引問題に直面する警察官のストーリー。

主演は綾野剛で柔道の腕前を評価されて北海道警に配属された諸星要一役を演じ、役作りのために体重を大幅に増量したということです。

この作品は実際に起った警察官による覚醒剤取引や銃砲刀剣類所持取締法違反容疑で有罪判決を受けた事件が題材になっています。

事件解決のために暴力団と密接な関係を持つことになったり警察組織の中野上下関係の中で翻弄し、堕ちていく警察官を綾野剛がもがきながら演じています。

容疑者 室井慎次

踊る大捜査線スピンオフ映画として2005年に公開となった「容疑者 室井慎次」は警視庁刑事部捜査第一課管理官 警視正の室井慎次を題材にしたストーリー。

室井慎次役はもちろん柳葉敏郎で、特別公務員暴行陵虐罪の共謀共同正犯の容疑での逮捕劇から幕を開け醜い警察内の派閥抗争などが絡まり室井慎次の運命を揺れ動かす展開。

感情を表に出すことの少ない室井慎次が警察組織に翻弄され傷つきそれでもなお、勇気を持って戦う姿が印象的な映画になっています。

踊る大捜査線シリーズのスピンオフ映画には他にも「交渉人 真下正義」なども人気になりました。

孤高のメス

2010年に公開になった「孤高のメス」は現職医師の書いた小説が題材になった作品です。

民間病院の外科医・当麻鉄彦役を堤真一が熱演しています、民間病院と大学病院の確執に悩みながら外科医として患者と向き合っていく姿が描かれています。

現職医師の描いた医療現場、医療ミスや病院組織のしがらみなどがリアルに描かれているため、大きな話題になりました。

第34回日本アカデミー賞では優秀作品賞・監督賞・脚本賞を獲得し、優秀主演男優賞なども獲得した病院映画の代表作となりました。

羊の木

「羊の木」は2018年に公開された市役所職員を題材にした作品です。

地方過疎問題の解消を目的に、町自体が身元引受人となって元受刑者を受け入れるプロジェクトの担当になった市役所勤務の月末一役を錦戸亮が演じています。

国家の極秘プロジェクトであることを知った月末と、小さな町で起こる死亡事故が運命にどんな影響をもたらしていくのかが描枯れるストーリー。

元受刑者役には北村一輝・田中泯・松田龍平・優香などのベテラン俳優陣が脇を固めています。

県庁おもてなし課

2013年に公開となった実際の県庁の実在する「おもてなし課」を題材にした映画です。

舞台は高知県県庁に設立された「おもてなし課」、そこで働く若手職員・掛水史貴役を錦戸亮が演じています。

若手職員の空回りしながらも高知県の観光事業を盛り上げるべく奮闘する熱い姿が心温まるハートフルストーリーとなっています。

県庁の星

2006年に県庁を題材に映画化されたコメディタッチのサクセスストーリーです。

県庁のキャリア公務員でプライドの高い野村聡役は織田裕二が演じ、高校を中退したスーパーパート店員を柴咲コウが演じています。

営業差止め寸前にまでなっているスーパーの立て直しと、出世しか考えていなかったお役人がマーケティングを通して感情が変化していくさまを描いています。

頭の固いキャリアとパート従業員が織りなす改革エンターテインメントは笑える作品です。

マルサの女

「マルサの女」は公務員を題材にした映画の代表とも言える作品です。

舞台は国税局査察部、通称・マルサ、脱税者と日々戦う板倉亮子役を宮本信子が演じ、監督は伊丹十三と夫婦での作品としても話題になりました。

脱税という言葉が国民に浸透したのもこの作品がきっかけとも言われており、数々の映画賞を獲得し、ゲームの「桃太郎電鉄」ではこの作品をモチーフにした「マルサカード」なるものまで出るほど影響を及ぼしました。

コメント

  1. 人間のクズ石川楓子 より:

    刑事専門弁護士は公務員じゃありません。