高卒の税務大学校の生活・給料を公開【東京研修所の寮】

公務員

今回は高卒の税務大学校の寮生活について紹介します。

当記事では複数ある税務大学校の「東京研修所」の寮生活について書いています。

 

私は大卒の国税専門官の試験に合格した後、3ヶ月間和光税務大学校で研修生活をしたのですが、正直楽しかったです。

※税務大学校と言っても大学ではなく、ただの研修施設です。

 

9時5時で講義を受けた後は自由時間で、仕事というよりも学校っぽい雰囲気がありました。

大卒の税務大学校生活については別記事にまとめています。

→【関連記事】和光税務大学校の研修生活を暴露【寮生活は楽しい

高卒の税務大学校の場所は4拠点

大卒の研修は和光税務大学校の1拠点で行われるのに対して、

高卒の研修生活は4拠点の研修所で行われます。

  • 札幌国税局及び関東信越国税局採用 → 関東甲信越研修所
  • 仙台国税局、東京国税局、名古屋国税局及び沖縄国税事務所採用 → 東京研修所
  • 金沢国税局、大阪国税局、広島国税局及び高松国税局採用 → 大阪研修所
  • 福岡国税局及び熊本国税局 → 熊本研修所

 

各研修所の場所は以下の通りです。

  • 関東甲信越研修所 「〒351-0104 埼玉県和光市南2丁目3−9」
  • 東京研修所 「〒273-0044 千葉県船橋市行田2丁目6−5」
  • 大阪研修所 「〒573-0084 大阪府枚方市香里ケ丘10丁目1−11」
  • 熊本研修所 「〒862-0902 熊本県熊本市東区東本町16−1

東京研修所は「東京」という名前が付いていますが、場所は千葉県です。

税務大学校の偏差値は存在しない

税務大学校は「学校」という名前が付いていますが、学校ではなく税務職員のための研修施設なので、偏差値は存在しません。

高卒の国税専門官の1年間の研修

高卒の国税専門官の試験に合格すると、4月から千葉県船橋市の税務大学校で1年間研修生活を送ることになります。

大卒の場合は3ヶ月のなので4倍も寮生活をすることになります。

大卒の研修生活は「楽しかった」と言う人が多いですが、高卒の研修生活は「苦しかった」と言う人が多いです。

大卒以上に高卒はルール厳守で、「誰かがルールを破ると連帯責任で怒鳴られる」ことがしばしばあります。

研修所の教育官と教育官補佐

研修所には40台前後の教育官と20代後半の教育官補佐が、研修生の面倒を見てくれます。

教育官補佐は通称、「官補(カンポ)」と呼ばれています。

教育官は人によって優しかったり、怖かったり様々ですが、官補は基本的に怖い人が多いです。

特に身だしなみや文書の誤字脱字、押印については厳しく指導され、怒鳴られることは日常茶飯事。

ちなみに大卒の方は高卒程厳しくされません。

大卒で研修期間に辞めた人は私が知っている限りは1名しかいませんでしたが、高卒の方が1割の人が研修期間に退職しています。

高卒の国税専門官の年齢層

高卒国税専門官採用者の年齢は18歳~21歳です。

未成年と成人が入り混じっていますね。

公務員だからと言って真面目な人ばかりということもなく、チャラい人もいればオタクっぽい人もいます。

研修時代の仲良くなった同期は一生の付き合いになる可能性があるので、大事にした方がいいです。

税務大学校の給料

税務大学校では研修とはいえ仕事なので、給料が貰えます。

税金の勉強をしながら給料が貰えるのは最高ですね。

高卒の寮は2人1室

大卒の場合、寮は1人1室ですが高卒の場合は2人1室です。

部屋にはテレビもトイレもなく狭い部屋です。

部屋の壁も薄いので音楽を大きい音で流すと筒抜けになってしまいます。

寮の部屋は8畳で、勉強机2つと布団2つでいっぱいになるくらいの狭さです。

気の合う人と相部屋であればいいですが、気の合わない人だと精神的負担がデカいですね。

数か月に1度部屋を移動するので、その時に相部屋の同期も変わります。

税務大学校でカップル誕生

男女別とはいえ、1年間同じ空間で研修生活をすることになるので、多くのカップルが誕生します。

国税では税代で付き合うことを「税大マジック」「税大カップル」と言ったりします。

青春ですね(笑)

寮の門限

税務大学校のスケジュールは以下の通り。

  • 6:30 起床
  • 7:00 ラジオ体操
  • 8:30 研修開始
  • 17:00 研修終了
  • 20:25 門限
  • 22:30 点呼
  • 23:00 就寝

税務大学校には門限があり、20:25までに寮に戻らなければなりません。

22:30には点呼があり、23:00には就寝となっています。

講義が終わるのが、17:00なのでほぼ遊びにはいけないですね。

映画館で映画1本見に行けるかどうかってレベルです。

しかも、20:30以降は「静粛時間」と言われており、寮からは出ることは許されません。

また、寮にいる時は部屋の鍵を閉めてはいけません。

理由は見周りの人が部屋の様子を見回りに来るためです。

規則を破っているのが見つかると、めっちゃ怒られます。

プライバシー0ですね(笑)

勉強が捗りそうです。。。

土日は基本的にフリーなので、土日は遊べますね。

税務大学校の食堂

基本的に、平日は3食とも税務大学校の食堂で食べることになります。

食堂の料金は500円前後です。

私は大卒で、高卒の研修は受けたことはないですが東京研修所の食堂のご飯を食べたことがあります。

味は普通でした(笑)

 

東京研修所には一応、寮の1フロアにコンロがあって調理可能ですが、使っている人はあまりいません。

寮生活の最初の1ヶ月目は外泊禁止

寮生活の1か月目は外泊が禁止されています。

とはいえ、1か月目からどこかに外泊する人は少ないと思うので、あまり問題ないですね。

1ヶ月目は寮生活に慣れるのが必至で、講義が終わるとグッタリしてしまう人が多いです。

税務大学校の研修内容

 まる1税法科目、まる2実務講義及び実地研修、まる3簿記会計学、まる4班別活動、まる5民法、商法・会社法及び経済学等の法律・経済科目等などにより編成しています。
なお、1年間のうち最後の3か月については、確定申告期に税務署において実地研修を行うなど、税務署配置後の実務へのスムーズな移行を図るための実務的・実践的なカリキュラムで実施しています。

出典:国税庁のHP

ごちゃごちゃ書かれていますが、簿記・税法・法律の勉強が中心です。

講義90分+10分休憩を1日に複数回繰り返します。

一般的な大学の講義と同じ講義時間ですね。

税務大学校の講師陣

講師陣は、優れた学識を持つ大学教授や、実務経験豊富な国税庁内の職員から選任された教育官によって構成しています。

出典:国税庁のHP

税務大学校の授業は殆どが単調な授業なので、居眠りする人が続出します。

税務大学校の講本

税務大学校の税法の授業は講本に沿って行われます。

講本は国税庁のHPからダウンロードできます。

研修のテストも基本的に講本から出題されます。

テストについては過去問が手に入ればそこまで難しくはないです。

高卒の研修時代の成績は出世に直結

大卒の研修時代の成績は出世に関係ありません。

しかし、高卒の研修時代は出世に非常に関係しています。

成績上位者は「金時計」と「寸志」を貰うことが出来る上に、出世しやすくなります。

また、大規模署に行くケースがほとんど。

税務署で出世コースを歩みたい人は本気で勉強する必要があります。

 

以上、高卒の税務大学校の研修生活について紹介しました。

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