国税専門官の席次と各国税局の難易度について解説！合格ラインは？

今回は国税専門官採用試験の席次と国税局の難易度について話していきます。

国税専門官の難関な国税局は大阪と福岡

国税専門官採用試験では、第一試験終了後にどの局を希望するのかを紙に書いて提出する必要があります。

ここで重要なの席次と各国税局の難易度を考えることです。席次とは、第一次試験の出来が受験者の中での順位です。どうしても国税専門官になりたい人の場合は、簡単な局を選択することをオススメします。

国税局の難易度

一番難しいのが、大阪国税局。その次が福岡国税局です。この二つは採用枠が小さい割に人気が高いので難易度が高くなっています。

逆に一番難易度が低いのが東京国税局です。東京国税局も難易度が高いのですが、採用枠が年によって増減しますが、約600名の枠があり、内定を得やすいです。そういうこともあり、ベレットは採用枠が多い、東京国税局をしました。あと、個人的に東京に行ってみたいという理由ありました。

ちなみに東京国税局、とくに都内の場合は給料が約2割増しされるのでかなりお得だったりします。

国税専門官の席次の関係性

国税専門官採用試験について、席次は最も重要です。しかし、席次がよくとも面接が悪いと総合評価でガクっと減点されることがあります。

ベレットは大学時代、同じ法学部の友人と一緒に国税専門官を受けました。友人はとても勉強ができる人で、席次は100位以内に入っており、大阪国税局を志望。

最終的に結果は、大阪国税局は不採用でした。友人は面接対策をしていなかったようで、面接の評価はCで、悪かったのです。ちなみにD評価は足切りなので筆記試験がいくら良くとも不採用になります。

ただし、結果的には不採用になった後に東京国税局からの電話を受けて、最終面接で東京国税局から採用を貰いました。

ベレット

成績が良いと1度落ちても、別の国税局で合格できるケースは多いよ。

席次と各国税の難易度まとめ

国税局全体では毎年約1,200～1,350人が採用されています。

各国税局の男女比は約2:1です。

席次が何位であれば、大阪国税局や福岡国税局に志望すればいいと一概には言えません。しかし、最低でも500位以上であれば東京国税局など採用される確率が高い局を志望することをオススメします。

【追記】

YouTubeの視聴者さんからお聞きしたところ、現在大阪国税局では筆記試験はあまり重視しておらず、2次試験の面接を重視しているようです。

2000番台、3000番台の受験者でも合格したというコメントが寄せられています。

ベレット

昔とは風潮が変わってきたみたいだね。

国税専門官に落ちた場合

最悪なケースも考えなければなりません。それは国税専門官に落ちたときどうするかです。

ベレットは国税専門官でしたが、不満があり辞めています。

【関連記事】【体験談】元公務員がブログでIT企業に転職した方法を解説

しかし、公務員時代よりも今の方が数倍楽しいです。安定と言われている公務員に受かったからといって人生が安泰かは別の話です。

ベレットと同じく、公務員受かった場合でも辞める人も一定数いるでしょう。

なので公務員に落ちたとしても悩まないで欲しいと思います。友達に公務員に落ちて民間就職した人がいますが、公務員では貰えないレベルの給料を得て毎日楽しそうな人もいます。

「クレアール」のような優良の公務員予備校に通って勉強するのもアリですし、頑張って欲しいと思います。

無料の資料請求をするだけでも勉強の方向性は掴むことができます。

しかし、皆が皆公務員が最適解ではありません。落ちたとしても思い悩まずに「自分の進むべき道ではなかった」と考えて欲しいです。

公務員に落ちた場合は多くの人が民間転職をすることになるでしょう。まずは自分の立ち位置の「転職市場での価値」を知る必要があります。

無料の市場価値診断サイト「ミイダス」で自身の今の立ち位置を診断することが出来ます。

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ベレットは国税専門官を辞める時、「転職市場価値」という意味さえ知らずに就職に苦労しました。公務員に合格した人も落ちた人も、将来を見据えて自分の市場価値を理解して欲しいと思います。

以上、国税専門官の採用試験における席次と国税局の難易度についてお話ししました。