公務員試験は国家総合職試験を除くほとんど試験で学歴フィルターはありません。
Fランも東大も平等に試験の結果のみで合否を決定します。
しかし、公務員試験の筆記試験で合格しやすい学部というのは存在します。
今回は公務員試験(教員を除く)に有利な学部や大学の授業について紹介します。
公務員になるためにオススメの大学
ネット上には、公務員試験に有利な大学によく教育系の大学が上位に来ています。
しかし、実際は教育系の大学からは教員になる人がいるため、上位に来ているだけであって、役所系の公務員の割合については繁栄されていません。
ベレットは、公務員試験に有利な大学はMARCH、関関同立、国立大学だと思います。
MARCHと関関同立は、行政系の公務員試験の中では合格率が高いです。
この理由は周りの
しかし、国立大学の人はセンター試験で満遍なく英数国理社が出来る場合が多いので、国税専門官の教養試験で有利です。
公務員試験で有利な学部学科
公務員試験で有利な学部は法学部、経済学部、国際学部です。
これは面接で有利というわけではなく、「公務員試験の勉強範囲を学部の勉強で学べる」という点で有利という意味です。
法学部は専門試験の「法律科目」で有利です。
公務員試験では憲法、民法、行政法は必須科目です。
得意科目すれば、大きな得点源になり得ます。
法律科目その他にも試験によって刑法、商法、国際法、労働法などが出題されます。
経済学部は「経済科目」に有利です。
公務員試験の専門試験には、ミクロ経済とマクロ経済の試験がありますが、経済学の人はどちらも学んでいることが多いです。
国際学部は教養試験と専門試験の「英語科目」で有利です。
とくに国家公務員一般職の専門試験では9科目中4科目を選択するのですが、「英語基礎」「英語一般」の2種類を選択できます。
英語基礎はTOEIC600点レベル、英語一般はTOEIC800点レベルの試験です。
多くの受験生が4科目の勉強頑張っている中、英語が得意な国際学部の人は2科目の勉強だけ済むことになります。
英語が得意な人であれば安定して得点できるはずなので、相当有利になりますね。
まとめると、以下の通りです。
法学部=憲法、民法、行政法、刑法、商法、国際法、労働法などの法律科目に有利
経済学部=ミクロ・マクロ経済
国際学部=英語(教養試験)、英語基礎、英語一般
国税専門官になるために大学で受けるべき授業
以下の科目の授業はオススメです。
- 憲法
- 民法
- 行政法
- 経済学(ミクロ・マクロ)
- 財政学
- 政治学
- 行政学
- 経営学
ちなみにベレットの受験した国税専門官の試験を受ける方は上記以外簿記や会計学の講義を受けておくことをオススメします。
とくに簿記2級を取得しておくと、国税の専門試験の会計学が得点源になる上、面接の印象も良いです。
以上、公務員試験に有利な大学・学部・講義について紹介しました。
「〇〇大学」「〇〇学部」だから加点されたり、面接ウケがいいってことは一切ありません。
就職試験では学歴が重視されることが未だによくあります。
学歴に自身がない人にとっては、公務員試験を就職の選択肢にするのはアリですね。
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