今回は大企業と公務員はどっちがいいかについてまとめました。
大企業も公務員も大卒者の場合について考えてみます。
新卒は大企業一択!ただし無理なら公務員でもOK
結論、大企業に行った方が良いです。ただし無理なら公務員でもOKです。
その理由について書いていきます。
選択肢が増える方を選択する
新卒で大企業に行くと、選択肢が増えます。
理由は大企業の場合、新卒でないと行けないケースがほとんどだからです。一方、公務員は30代でも受験可能であるケースも増えています。
例えば、国家総合職、国家一般職、裁判所事務官、国税専門官の場合30歳未満、特別区職員の場合、32歳未満まで受験可能です。公務員でも新卒や第二新卒まででないと受験資格がない機関もありますが、そこまで多くありません。
大企業に行った後、公務員に転職することはできますが、その逆はできないことが多いです。
大企業から公務員に転職すると仕事が楽に感じる
個人的な感覚ですが、大企業から公務員に転職してきた人は「公務員の仕事を楽に感じる人が多い」印象があります。
この理由は大企業と公務員の新入社員の年齢幅にあります。
大企業の新入社員は全員新卒
大企業に入社すると、周りは全員新卒で一斉に研修を受けます。
全員社会人経験ゼロからスタートして、周りと一緒に徐々にレベルアップしていけば仕事に付いていくことができます。
「周りの成長」と「先輩の仕事ができる度合い」を見つつ、仕事を覚えていけばOKです。
公務員の新入社員は新卒~アラサーまで幅広い
一方、公務員に入職すると、新卒もアラサーも等しく研修を受けることになります。つまり、社会人経験のない若い人も、社会人経験がある程度あるアラサーも同等に扱われるということです。
事務系公務員の場合、専門的技能よりも人との関わり合い方や調整力が重宝されます。ここらへんの能力は社会人経験のあるアラサーの人が有利で、新卒は苦労するところです。
新卒と社会人経験のある人だとレベル差があるので、新卒は必至に食らいついていく必要があります。
そのため、大企業から公務員に転職するのは中途入社しても困ることは少ないです。
公務員試験は潰しが効かない
公務員試験には教養試験、専門試験、論文試験、面接試験の4つがあります。この内、教養試験は民間企業受験時のSPIと少し被っています。
また、公務員試験の面接は民間の入社試験でも役に立ちます。しかし、専門試験、論文試験は民間の入社試験では役に立ちません。
公務員試験は誰でも受験することができるので低学歴の人にとっては、コスパの良い就職先と言えますが、高学歴の人にとっては公務員よりもコスパの良い就職先を捨てることになります。
高学歴ならなおさら大企業に行くべき
大企業に入社できるのは基本的に高学歴の人だけです。ガチガチの学歴フィルターがあるので、低学歴の人はよほどの資格や能力がないと大企業に入社できません。
一方、公務員試験には学歴フィルターがないので、年齢制限をクリアすれば誰でも受験できます。高学歴、Fラン大学、中途退学者も同等に公務員試験の枠で評価されます。そのため、「高学歴」という資格を活かすことができません。
まとめ
コメント