公務員試験ではよく聞かれる質問が決まっています。前例踏襲の組織なので、面接も前例踏襲されていくのでしょう。
定番の質問の1つに「なぜ地方公務員や民間企業ではなく国家公務員になりたいのか?」があります。本音で言うと、「その仕事がしたいからです」という話ですが、これでは面接官は納得しないからでしょう。
国家一般職・国家専門職試験の場合は、定番で二次面接で「なぜ国家公務員になりたいのか?」と頻繁に聞かれます。ベレットも実際聞かれました。
この時の回答で重要なのは「その職種でしかできないことを話す」ことです。他の職業でもできる話をしてしまうと「じゃあ、ウチじゃなくても他の職業につけばいいよね?」と言われてしまいます。
また、似たような定番質問で「民間ではなく公務員を志望したのか?」や「なぜ地方公務員なのか?」という質問も、聞かれます。
今回の記事ではどの質問に対しても網羅した記事となっています。
地方公務員にできなくて国家公務員出来る仕事内容とは?
外交官や税務職員などの国家専門職は「専門」とあるように、他では出来ない仕事内容なので回答に困ることは少ないかと思います。
しかし、国家一般職はそもそもどこの官庁に採用されるか分からないという特徴があります。つまり、自分のやりたいことがないまま、受験している人が多いのです。面接官としては、熱意のない受験生は排除したいので、定番の質問になっているのでしょう。
とはいえ、試験制度自体がどの省庁に行けるのか分からないので、志望動機が抽象的にってしまうのは仕方ないです。逆に希望の官庁をターゲットに志望動機をを作ると、以下の質問が返ってきます。
「その希望官庁に採用されなかったらどうするの?」
対策なしにこれを食らうと面倒です。なので、希望官庁について5つの分以上用意しておくことを推奨します。
なぜ民間ではなく、公務員になりたいのか?という質問。
この質問は、多くの人が「民間に行きたいないから公務員になりたいんです。」と内心思っているかと思います。
気持ちはわかりますが、やはりこれでは面接官は納得しません。
この質問は基本は先ほどの質問と同じく、「公務員の○○という仕事をしたいと思いました。
また、この仕事は自分の今まで○○という経験・強みが生かせると思ったからです」と返答すべきです。
なので、受験者は自分はこの仕事に対して適正があるということを熱意をもって、アピールしていく必要があります。
以上、今回は「なぜ国家公務員なのか」という面接での質問に対する回答について話しました。
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