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公務員がセミリタイアするならサイドFIREがおすすめ!具体的な手法を考えてみた

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今回は公務員でセミリタイアは可能なのか?について考えてみました。

最初に5種類のセミリタイアについて解説し、公務員のセミリタイア方法について考えてみます。セミリタイア

FIREとは 「Financial Independence Retire Early」の略です。

Financial

Independence,

Retire

Early

英語の頭文字を取っています。意味は「金銭的に独立して早期リタイアすること」です。

セミリタイアとは?

セミリタイアとは、十分な資産がある、あるいは不労所得が毎日の生活費を超えており、ストレスを伴う毎日の労働で給料をもらわなくても、のんびりと好きなことをして暮らす生活のことです。

つまり、資産や不労所得がありお金に困らない状態で、仕事をやめて好きなことをしながら生活することです。

少額の生活費を稼ぎながら(アルバイトなど)生活するケースも、セミリタイアです。

セミリタイアに必要な資金は、年間生活費の25倍

一般的にセミリタイアに必要な資金は、1年間の生活費の25倍と言われています。「25倍」という数字の根拠はアメリカで提唱された「4%ルール」に基づいています。

「4%ルール」とは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方のことです。仮に年間支出が200万円なら、5000万円の資産を築いて年利4%で運用すれば、資産を維持できるという考え方です。

例えば、年間200万円で生活する人の場合は、200万円×25倍=5000万円を4%運用すると、200万円が得られるので、働く必要がなくなり、セミリタイアすることができます。

3種類のセミリタイア

3種類のセミリタイアについて解説します。

ファイア(FIRE)早期退職でサラリーマンの仕事を完全にやめて悠々自適に暮らす。欧米で流行り、最近日本でも注目されている人生設計。
セミリタイア(Semi Retire)セミリタイアは貯金や資産があり、会社をやめてアルバイトやスモールビジネスなどの仕事をしながら生活する。
アーリーリタイア(Early Retire)仕事を定年より早くやめ、残りの人生を趣味や家族のために使って生活する。

4種類のFIRE

4つのFIREについて解説します。

セミリタイアの種類内容
ファット・ファイア(Fat FIRE)生きていく資産以上に十分な資産を確保した状態のFIRE。最も理想的なFIRE。
Lean FIRE(リーン・ファイア)一般的なFIRE。質素倹約な生活をし、収入の7割を貯金。バリスタFIREに移行可能。
コースト・ファイア(Coast FIRE)資産は十分。片手間に仕事をするストレスフリーなライフスタイル。資産はあるが、自分の好きな仕事はしたい人向けのFIRE。
バリスタFIRE(Barista FIRE)/サイドFIRE(Side FIRE)

バリスタは、コーヒーのバリスタ(Barista)が由来。日本ではサイドFIREと呼ばれる。資産が少ない人向けのFire。

ある程度を資産を貯めた後に、フルタイムの仕事を辞めてアルバイト等の短時間労働を行うFIRE。体が健康な若い内に労働から解放されて、自由な時間を持てるようになることを目標とする。

公務員にサイドFIRE一択の理由

公務員は4種類のFIREの内公務員にはサイドFIREがおすすめです。

※バリスタFIRE=サイドFIREですが、ここは日本なので便宜上サイドFIREと記載します。

というか、公務員はサイドFIRE以外難しいです。公務員がサイドFIRE以外難しい理由は、俸給テーブルでガチガチに給料に制限がかけられている上に副業が出来たいためです。

例えば、資産が潤沢なコースト・ファイアをするとなると、定年間近になる可能性が高いです。

実際にセミリタイアした公務員=金村圭介さん

セミリタイアを達成した有名な公務員に金村圭介さんがいます。

金村さんは32歳の時に新卒から務めた公務員を退職し、資産4,000万円を貯めて早期リタイアしています。

金村圭介さんの収支状況

(収入) 約10万円

日雇い 5万円
ブログ収入等 5万円

(支出) 約10万円

食費 1万円(ほぼ自炊)
家賃 31,000円(ネット代込)
光熱費 15,000円
携帯 1,500円(格安スマホ)
スポーツクラブ 8,000円
旅行 2万円
その他(日用品など) 1万円

出典:キムのセミリタイア日記

金村さんのブログから引用させていただきました。パッと見カツカツですね。

しかし、金村さんはお金のかかる趣味はなく、節約生活をしており、お金には不自由していないそうです。あと、テレビ出演料とかも多少は貰っているのかもしれませんね。

とはいえ、公務員でも30代でセミリタイアできるというのは、セミリタイアしたい公務員にとっては希望の光ですね。

公務員はセミリタイアしやすい?

毎月10~20万円を4%運用利回りで積み立てた場合を表でまとめてみました。金村さんの到達した「4,000万円」以上については赤字にしています。

 5年10年15年20年
10万円663万円1473万円2461万円3668万円
11万円729万円1620万円2707万円4035万円
12万円796万円1767万円2953万円4401万円
13万円862万円1914万円3199万円4768万円
14万円928万円2062万円3445万円5135万円
15万円994万円2209万円3691万円5502万円
16万円1061万円2356万円3937万円5868万円
17万円1127万円2503万円4184万円6235万円
18万円1193万円2651万円4430万円6602万円
19万円1260万円2798万円4676万円6969万円
20万円1326万円2945万円4921万円7335万円

新卒から32歳までに4,000万円を貯めた金村さんはかなり順調に資産が増えていったことが分かります。

公務員の具体的なセミリタイアの手法

公務員を退職からFIRE生活するまでの過程を発信することでファンを獲得し、公務員退職後も広告収入得て生活の足しにすることが出来る可能性があります。

これは金村圭介さんの手法ですね。金村さんの場合は、ブログ収入だけでなく、複数メディアにも露出しています。

メディアに露出すれば「金村圭佑」の指名検索でのアクセスも増えるため、ブログ収入も増えるはずです。

 

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