今回は公務員が副業としてプログラミングをすることをおすすめできない理由を解説します。
私は元公務員で現在IT企業でプログラミングもかじっているという経験もありますが、副業でプログラミングをすることはあまりお勧めできません
一方、「趣味」、「転職」、「仕事効率化」の目的でプログラミングを学習するのはおすすめです。
公務員がプログラミングの副業で稼ぐことは難しい
公務員が副業でプログラミングをすることをおすすめできない一番の理由が、プログラミングの副業で稼ぐことが難しいからです。
ネット上では「HTML・CSSを3か月で学習した後に、副業でつき20万円」という謳い文句が多いですが、無理です。
正直、副業目的でプログラミングを学習する場合は
理由を解説します。
WEB制作は低単価
一般的に副業のプログラミングと言えば、WEB制作を指します。しかし、WEB制作は低価格になりがちです。
低単価の理由は難しいプログラミングなしにCMS(コンテンツマネジメント)でサイト制作ができるようになったためです。
当サイトもCMSの1つである「ワードプレス」で作っています。
HTML・CSSは難しい
プログラミング学習で最初に勉強するのが、HTML・CSSです。※厳密にはHTML・CSSはプログラミング言語ではないです。
HTML・CSSはサイトの見た目を整える重要な要素ですが、3か月くらいは根を詰めて学習しない習得できません。
HTML・CSSの学習で大半の人が挫折します。
クラウドワークスは超低単価
HTML・CSSの基礎をマスターした人は、CrowdWorks(クラウドワークス)で案件を獲得しようとします。
ただ、クラウドワークスは相場の10分の1程度の報酬しか払われないことが多いです。
また、良さそうな案件には物凄い倍率が集まります
上記案件では、募集人数3人に対して応募した人数が76人です。
この倍率の勝ち抜くには初心者だと厳しいです。
実際にクラウドワークスに登録して案件見てみると、単価の相場が分かるよ。
公務員が趣味でプログラミングするメリットは大きい
一方、副業ではなく趣味としてプログラミングをするメリットは大きいです。前述の通り、公務員が副業でプログラミングで稼ぐのは現実的はではありません。
しかし、稼ぐ目的ではなくあくまで趣味としてプログラミングは以下のメリットが得られます。
- 低価格の趣味
- プログラミングの雰囲気がわかる
- 公務員を辞めたい時に転職できる
順番に解説します。
低価格の趣味
公務員は「給料が低いというイメージ」がありますが、多くの公務員は民間企業の平均よりも給料が高いです。
国税庁の平成30年分民間給与実態統計調査結果によると、2019年のサラリーマンの平均給与は440万円です。内訳は男性545万円、女性293万円。
国税専門官は残業なしで退職金2000万円【高給料でコスパ最強!?】プログラミングの雰囲気がわかる
プログラミングを学習する人は、最初にHTMLやCSSを勉強します。その後、少し発展してワードプレスをカスタマイズするためにPHPの勉強をする人が多いです。
PHPくらいまでを一通り勉強すると、「プログラミングってこういうものなのかあ」と理解できます。私の場合はPHPまで学習した時に、プログラミングの仕組みをつかむことができました。
プログラミングの仕組みが分かれば、世の中でプログラミングの話が出た時も話の内容が理解できるようになります。
公務員を辞めたい時に転職できる
公務員から別の職種に転職する場合、職種によっては入りづらいことがあります。しかし、プログラミングのスキルを身に付けていれば、IT企業に就職しやすくなります。
以上、公務員の副業プログラミングがおすすめできない理由を解説!趣味ならOKでした。
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