
元国税専門官のベレットです。
「面接で言葉に詰まった…終わった…」と絶望していませんか?
安心してください。実は公務員試験において、「手応えなしで合格」は日常茶飯事です。元職員がそのカラクリを解説します。
公務員試験の面接を終えた後、多くの受験生が「あぁ、もうダメだ…」と絶望します。
言葉に詰まった、沈黙が続いた、想定外の質問でパニックになった…。
なぜそんなことが起こるのか?
元国税専門官として、公務員の現場を見てきた私が、面接官の「採点のカラクリ」を暴露します。
結論:面接で「ボロボロ」でも受かる確率は50%以上
まず結論から言います
面接で「ボロボロだった」と感じた受験生の半数以上が実際に合格しています。
これは私の周囲の同期や後輩を見ていても明らかです。
「終わった」と思っても、諦めずに結果を待つべきです。
なぜ「ボロボロ」でも受かるのか?
公務員試験の面接は、民間企業の面接とは評価の仕組みが根本的に違います。
- ①総合点での評価
筆記試験、適性検査、面接などを総合的に判断。面接だけで落ちることは少ない - ②コンピテンシー評価
「何を話したか」より「どう対応したか」を見る行動特性評価 - ③減点法ではなく加点法
完璧を求めるのではなく、光る部分があれば評価する
「手応えがない」と感じる理由
多くの受験生が「終わった…」と感じる理由は、面接官が意図的に難しい質問を投げかけているからです。
面接官の意図
面接官はわざと答えづらい質問をして、受験生の反応を見ています。
- パニックにならず冷静に対処できるか?
- わからないことを素直に認められるか?
- ストレス下でも誠実に向き合えるか?
これらを評価するため、あえて困らせているのです。
つまり、手応えがないのは「普通」であり、むしろ手応えがあった人の方が油断して落ちることもあります。
元国税が暴露「面接官はココしか見ていない」3つのポイント
私が国税専門官として働いていた時、何度か後輩の採用面接に同席したことがあります。
その経験から言えるのは、面接官が本当に見ているポイントは驚くほどシンプルだということです。
ポイント①:「会話のキャッチボール」が成立しているか
最重要ポイント
面接官が最も重視するのは、「質問の意図を理解して、素直に答えようとしているか」です。
回答の内容が凄いかどうかは、実はそこまで重要ではありません。
- 質問の意図を確認する:「〜という理解で合っていますか?」
- わからないことを素直に認める:「申し訳ございません、勉強不足でした」
- 沈黙後にリカバリーする:「少し考えさせてください」→「〜と考えます」
ポイント②:「ストレス耐性」があるか(圧迫面接の正体)
「なぜ民間企業ではなく公務員なんですか?」
「あなたの志望動機は誰でも言えることですね」
圧迫面接は「合格フラグ」
公務員の仕事では、理不尽なクレームや厳しい指摘を受けることが日常茶飯事です。
そうした場面で感情的にならず、冷静に対処できるかを見るために、わざと圧迫しているのです。
つまり、圧迫面接を受けた時点で「試されている=期待されている」可能性が高いです。
ポイント③:「一緒に働きたい」と思える清潔感と愛想
最後は、極めてシンプルです。
結局、最後はこれ
「この人と一緒に働きたいか?」
これに尽きます。多少言葉に詰まっても、清潔感があってニコニコしている人は受かります。
逆に、完璧な回答をしても、不潔だったり無愛想だったりすると落ちます。
- 服装は清潔か?(シワ、汚れがないか)
- 髪型は整っているか?
- 表情は明るいか?(緊張していても笑顔を忘れない)
- 姿勢は良いか?
- 声は聞き取りやすいか?
これらが揃っていれば、多少噛んでも、沈黙しても、ほぼ受かります。
【実話】面接で大失敗しても合格した事例
ここで、私が実際に見聞きした「ボロボロだったのに合格した」事例を3つ紹介します。
事例①:沈黙が1分続いたA君の話
「最近読んだ本について教えてください」という質問に対して、1分以上沈黙してしまった。
「終わった…」と思ったそうですが、最終的に合格。
A君は沈黙の後、「申し訳ございません。緊張してしまい、頭が真っ白になりました。少し時間をいただけますか?」と素直に状況を説明しました。
その誠実な態度が評価されたのです。
事例②:泣き出してしまったBさんの話
志望動機を深掘りされ続け、答えられなくなって涙が出てしまった。
「絶対落ちた」と思ったそうですが、最終的に合格。
Bさんは泣きながらも、最後まで投げ出さず、涙を拭いて答え続けたそうです。
面接官は「泣いたこと」ではなく、「泣いても諦めなかった姿勢」を評価したのです。
事例③:圧迫面接でキレそうになったC君の話
「君の経歴を見ると、公務員に向いていないように思えるが?」と全否定された。
内心キレそうになったが、ぐっと我慢して丁寧に反論。合格。
後で聞いたところ、これはわざとストレス耐性をテストしていたそうです。
感情的にならず、冷静に対処できたことが高評価につながりました。
共通点:最後まで投げ出さずに誠実に対応した
3つの事例の共通点
- 失敗しても最後まで投げ出さなかった
- わからないことを素直に認めた
- 感情的にならず冷静に対処した
- 面接官に対して誠実に向き合った
公務員面接では、「完璧な回答」よりも「誠実な姿勢」の方が遥かに重要なのです。
ただし「これだけは即アウト」な3つのNG行動
ボロボロでも受かると言いましたが、これだけは絶対にやってはいけないNG行動があります。
NG①:嘘をつく(深堀りされて自爆)
知ったかぶりや、経歴詐称など、嘘をつくことは絶対にNGです。
面接官は何百人もの受験生を見ているプロです。嘘はすぐにバレます。
深堀りされて矛盾が生じ、自爆するパターンが最も多いです。
わからないことは「勉強不足で申し訳ございません」と素直に認める。
これだけで、誠実さが伝わります。
NG②:感情的になる(逆ギレ・ふてくされる)
厳しい質問をされた時に、逆ギレしたり、ふてくされた態度を取るのは即アウトです。
公務員は理不尽なクレームに耐える仕事。感情的になる人は向いていないと判断されます。
「ご指摘ありがとうございます」と冷静に受け止め、丁寧に反論する。
または、「確かにそのようにも捉えられますね。しかし〜」と柔らかく切り返す。
NG③:遅刻・無断欠席(社会人として論外)
遅刻や無断欠席は、社会人として論外です。
どんな理由があっても、公務員としての資質を疑われます。
万が一やむを得ない事情がある場合は、必ず事前に連絡を入れましょう。
「もし落ちてたら…」不安で眠れない夜の処方箋
面接が終わった後、結果が出るまでの数週間は本当に辛いですよね。
「もし落ちてたらどうしよう…」という不安で眠れない夜を過ごしている人も多いでしょう。
結果を待つ間にできる唯一のこと=「リスクヘッジ」
不安を解消する唯一の方法
結果が出るまでの間、「もしダメでも大丈夫」という選択肢を用意しておくことです。
「公務員しかない」と思い詰めると、メンタルが壊れます。
「民間への道もある」と知っておくだけで、心に余裕が生まれます。
公務員試験の「滑り止め」を用意しておこう
公務員試験の結果を待つ間、民間企業への就職活動も並行して進めておくのは賢い選択です。
特にIT業界はおすすめ
- 文系でも未経験OKの求人が多い
- 研修制度が充実している
- 公務員より年収が高いケースも
- リモートワークなど働き方が柔軟
「公務員がダメでもIT企業がある」という選択肢を持つだけで、精神的にかなり楽になります。
- 既卒・第二新卒に特化した就職サポート
- IT業界への就職支援に強い
- ブラック企業を徹底排除
- 入社3ヶ月後の定着率96%(業界トップクラス)
公務員試験の結果を待つ間に、登録だけでもしておくことをおすすめします。
「保険」を持つことで、面接の緊張も和らぐ
実は、「公務員がダメでも大丈夫」という選択肢を持っていると、面接での緊張も和らぎます。
公務員試験を受ける前から、民間企業という選択肢も並行して検討しておくことで、結果的に公務員試験にも合格しやすくなるという皮肉な現象があるのです。
まとめ:手応えなしでも、自分を信じて待とう
公務員試験の面接で「ボロボロだった」と感じても、合格する可能性は十分にあります。
この記事のまとめ
- 面接で「ボロボロ」でも受かる確率は50%以上
- 公務員面接は「何を話したか」より「どう対応したか」を見るコンピテンシー評価
- 面接官が見ているのは①会話のキャッチボール、②ストレス耐性、③清潔感と愛想
- 沈黙や失敗があっても、最後まで誠実に向き合えば合格する
- NG行動は①嘘をつく、②感情的になる、③遅刻・無断欠席
- 結果を待つ間はリスクヘッジ(民間就活)をして心の余裕を持つ
ベレットからのメッセージ
「終わった…」と思っても、実際には受かっていることが本当に多いです。
私の同期にも、面接で泣いた人、1分沈黙した人、圧迫面接を受けた人がいますが、全員合格しています。
最後まで諦めず、誠実に向き合った人は必ず報われます。
自分を信じて、結果を待ちましょう。
そして、万が一の時のために、民間企業という選択肢も持っておくことをおすすめします。
公務員になることがゴールではなく、自分らしく働ける場所を見つけることがゴールです。
あなたの健闘を祈っています!
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