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【国税専門官の退職手続き】退職金はいくら?事前にすべきことまとめ

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元国税職員(税務署職員)のベレットが国税専門官・税務署職員の退職の流れについて解説します。

国税専門官に入るのも大変ですが、退職するのもまた大変です。

国税専門官(税務署職員)の退職金

ベレットは国税専門官大卒試験を受けて、東京国税局に採用され、約3年で自主退職しました。

この金額は退職日に行われる辞令交付の時に紙で辞令の紙に記載されていました。

退職金額は約22万円でした。辞令には「退職手当として金220,000円を支給する(国家公務員退職手当法第3条第2項及び第6条の4第4項適用)」と書かれていました。

国家公務員の場合は民間の会社とは違い、雇用保険に加入していないため失業保険は出ません。

 

ただし、失業保険が貰える場合と比べて、退職金が貰えなかった場合はその差額分がハローワークで貰えます。結論から言うと、公務員でも手続きを踏めば、失業手当が貰えるということになります。

国税専門官(税務署職員)の退職のやり方

国税専門官の退職の方法について紹介したいと思います。

別記事では「公務員を辞めて後悔したこと10選まとめ」という記事も書いているので併せて読んでいただければと思います。

なかなか退職の仕方って上司や先輩、同期とかに聞き辛いですよね。しかし、大抵の人は初めての退職ですから、勝手が分からなくて当然です。

直属の上司(統括など)に相談する

まずは直属の上司に退職したいことを伝えましょう。退職日は基本的に一月経過後の末になります。

例えば、12月6日に退職したい旨を伝えた場合、退職できるのは1月31日になります。

ただし、国税側の手続きが早ければ12月31日に退職できることもあるようです。

 

なんでやめるのか?辞めてから何をしたいのか?」と事細かに聞かれますが、適当に流しておけばよいです。特に答える義務はありません。

 

上司に退職したい旨を伝えた後は、その上司と一緒に上の上司にも退職したい旨を伝えます。

副署長室で、統括も同席の中、退職の話を進めていくことになります。退職日に辞令が交付されます。当日、健康保険や印鑑を持っていく必要があります。

 

寮に入っている人は、退寮をすることを寮の管理人に伝えたり、退寮届等も出さないといけません。

退職してからも上司とは数回、連絡を取り合うことになります。後味の悪い辞め方はしないことをオススメします。

国税専門官の退職後の手続きは?

退職後は保険の切り替えや14日以内に国民年金に加入または親の扶養に入る必要があります。

【国民年金加入の場合】

期間 退職後14日以内
場所 居住地の役所の国民年金窓口
持ち物 ・年金手帳
・身分証明証(運転免許証、マイナンバーカード)
・印鑑

【親の社会保険の扶養に入る場合】

期間 出来るだけ早く
場所 家族の勤務地
持ち物 ・国民年金第3号被保険者該当届
・世帯全員の住民票
・源泉徴収票
・退職証明書または離職票のコピー
・失業保険や年金を受給している場合は受領金額の分かるもののコピー

仕事退職後すべきことや手続きは?健康保険に国民年金!

仕事を退職してからの手続きは結構忙しいです。

引っ越しの際に市町村区役所で転出届と転入届を提出!

仕事で実家を離れている方は住民票自宅に移していると思います。

退職後に別の地域に引っ越しまたは実家に戻る方は、転出届と転入届を出す必要が出てきます。

引っ越し前に転出届を管轄の役所に提出

転入届を出すためには、転出届を提出し、転出証明書を受け取らなければなりません。

ただし、マイナンバーカードのコピーを送付する場合の「特例の転出」を行う場合は、転出証明書は発行されません。

 

転出届は引っ越し前でも引っ越し後でも出すことは可能ですが、郵送手続きをしないといけないので日数がかかります。

引っ越し前に手続きを終わらせておくのが良いです。

転出証明書をもって引っ越し先の管轄の役所に転入届を提出

転出証明書を持って、引っ越し先管轄の役所で転入届を提出しましょう(転出の特例で提出した場合は転出完了の連絡を受けた後、マイナンバーカードを持参して役所へ行きましょう)。

この時も身分証、印鑑を忘れずに。

国民健康保険の切り替え

会社員及び公務員を退職した場合は多くの場合、社会保険から脱退します。

その後、引っ越し先の住所を管轄する市役所で「国民健康保険」の切り替えをしなければなりません。ただし、フリーランスになる、あるいは次の仕事が見つかるまで任意継続2年間国税の保険を使うこともできます。

国税専門官の退職前にすべきこと

簡単な流れは以下の通りです。

【退職前】

  • 退職交渉
  • 住民税支払い変更
  • 備品の返却
  • 書類の受取

【退職後】

  • 失業保険の申請
  • 年金の切り替え
  • 健康保険の切り替え

【重要】退職前に転職活動・内定を貰う

国税専門官を辞める前に必ずやっておくべきことは「転職活動をして、内定を貰うこと」です。間違ってもベレットのようにいきなり、フリーランスになるということはしてはいけません。

ベレットの場合は、奇跡的に稼げましたが、1日に12時間以上サイト運営をしてやっと、生活できるレベルになりました。

 

当時、国税を辞めていたため後がない状態だったのでなんとか頑張れました。一歩間違えればニートになっていたと思います。

「リクルート」「マイナビ」などの有名な転職サイトに登録して、内定先をゲットしておきましょう。

また、就職活動で評価されやすいTOEICで高得点を取得して転職するというのも良いでしょう。

大手のリクルートが運営するスタディサプリENGLISH(TOEIC対策コース)が安く手軽にできるので、オススメです。

【国税専門官の退職手続き】退職金はいくら?事前にすべきことまとめ

以上、「【国税専門官の退職手続き】退職金はいくら?事前にすべきことまとめ」でした。

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