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【専門科目】公務員試験におすすめの参考書まとめ

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公務員試験の筆記試験には「教養科目」と「専門科目」という2種類があります。難易度的には専門科目の方が難しく勉強量が多い傾向があります。今回はそんな専門科目のオススメの参考書を紹介していきます。

公務員試験の専門科目とは?

公務員試験の専門科目とは、大学の専門課程で学ぶ内容の試験になります。ちなみに教養科目は高校までで学ぶ内容(英数国理社)になっています。

専門科目のある公務員試験一覧

  教養科目択一式 教養科目記述式 専門科目択一式 専門記述式
国家一般職 ×
国家専門職(国税専門官など) ×
裁判所事務官一般職
地方上級※1
・東京都と東京特別区を除きます
×
東京都(一般方式) ×
東京特別区 ×
市役所(政令指定都市以外)※2 × ×
国立大学法人等職員 × × ×
警察官・消防官 × ×

※1 大阪府、大阪市、横浜市など一部の市役所では、独自の出題形式をとる自治体があります。
※2 市役所の中には、地方上級と同じ出題形式や独自の出題形式をとるところもあります。

憲法

憲法はスーパー過去問ゼミで攻略可能です。憲法は、専門試験の中でもベレットが一番得意な科目でした。というのも、勉強する内容が比較的簡単でとっつきやすいためです。

憲法以外の法律科目には、民法・行政法がありますが、どちらも膨大でややこしい内容・難しい法律用語が多いです。かし、憲法は分量も少なく、法文も平易です。

法律を学んだことがない人は、民法・行政法よりも先に憲法を勉強することをオススメします。

行政法

行政法はスーパー過去問ゼミだけで攻略可能です。ただし、法律が苦手という人は以下のテキストをオススメします。

寺本先生の講義では、テキストの一部がYouTubeで解説されており、動画でも勉強できる内容になっています。ただ、行政法の試験範囲の内容が動画で解説されているわけではなく、あくまで一部です。

民法I・民法Ⅱ

民法は法律科目の中でも一番、分量が多いです。参考書によっては民法I・民法Ⅱと分冊になっていることが多いです。スーパー過去問ゼミも例に漏れず民法I・民法Ⅱで分冊になっています。

民法は勉強し始めは、常識的に考えれば「なるほど」と思える簡単な内容が多いです。しかし、いざ試験問題を解く段になると、「あれ、全然わからない」という現象に陥りがちです。

どの試験科目にも言えることですが、民法は参考書を読んだらすぐに問題文を解く癖をつけておきましょう。

 

今回紹介した民法のスー過去本ですが、法学部出身者や法文に慣れている人であれば、問題ないですが、初学者にとっては少し難しく感じかもしれません。

そういった場合は、大手公務員試験予備校のTACから出版されている参考書がオススメです。

著者の郷原先生は、TACの名物講師で受験生から名物講師として人気があります。堅苦しくないよう、無駄な部分を省き、読みやすいテキストになっています。

郷原先生のテキストで勉強する場合、隙間時間で勉強するというよりも、机にテキストを広げてガッツリ民法の世界に浸るという勉強がオススメです。

政治学・行政学・社会学・経営学

スー過去よりも堅苦しさがなく、分かりやすいです。また無料のポイント講義配信もあるのも嬉しいです。

かなり薄いのでこれ一冊で行政科目をコンプリートするのは無理です。ただ、補助的に使うことで大きな効果を発揮します。
コンパクトで持ち運びが楽なので外出中はこの本を携帯することをおすすめ。

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政治学・行政学・社会学・経営学は導入本の「まるパス」を呼んだ後、上記の参考書を勉強するのがおすすめです。
公式で無料の講義動画を見ることができ、テキストと動画2つで学習することができるので効率的に学習を進めることができます。
 
ベレット
ベレット

昔は公務員スーパー過去問ゼミがおすすめだったんだけど、最近は寺本康之の公務員試験本の方が分かりやすいね。

会計学

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会計学は国税専門官を志望する場合のみ必要になります。
国税専門官の会計学の範囲は以下の通り、ボリュームが大きいです。
  1. 企業会計と会計原則
  2. 資産会計
  3. 負債及び資本会計
  4. 損益会計
  5. 財務諸表の種類と表示
  6. 外貨換算・金融商品
  7. 本支店・合併・連結会計
  8. 財務諸表分析
  9. 簿記会計

結構なボリュームがありますが、国税専門官試験では配点が40点中7点なので勉強した方がいいです。

国税専門官の志望度が高く、現在大学1年生・2年生の人は簿記3級か簿記2級の資格を取った状態で、会計学のスー過去に取り組みましょう。

ベレット
ベレット

国税専門官試験を受ける前にすでに、簿記2級まで取得している人は相当優秀!面接での評価もいいよ!

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マクロ経済学・ミクロ経済学(経済原論・経済学)

  • 国家総合職・・・40問中6問(財政学・経済事情も含む)
  • 国家一般職・・・80問中10問(選択科目)
  • 裁判所・・・30問中10問(刑法と選択可)
  • 財務専門官・・・76問中14問(必須回答。財政学・経済事情も含む)

マクロ経済学とミクロ経済学は2つセットで「経済原論」と言われることもあります。経済学はマクロ経済学もミクロ経済学もどちらも勉強することを推奨します。経済学は公務員試験の中でもパターンさえ頭に入れれば安定して、点数が取りやすい科目です。
私は、経済学の勉強をせずに公務員試験を受けたので点数の振り幅が大きく、後悔しました。経済学は数字が苦手な人にとってはとっつきにくい科目ですが、理系じゃないと理解出来ないほど難しいレベルではないので、頑張りましょう。
とくに国税専門官志望の人は、専門試験の記述試験でも選択できるので絶対勉強しましょう。
 
 
以上、公務員試験の専門試験のオススメの参考書についてまとめました。

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