今回は公務員試験でよく聞かれる「公務員試験で有利になる資格はありますか?」という質問について解答したいと思います。
私自身、予備校の先生やチューターに公務員試験で有利になる資格はあるか?と受験生だった時に尋ねていた記憶があるので、気持ちはわかります。
しかし、結論を言うと、公務員試験に資格は不要です。
資格よりも筆記試験の勉強で1点を取る方が大切です。
なので、今回の記事は時間に余裕がある受験生、主に大学1年生・2年生・ニートの人向けになります。
公務員試験で有利になる資格「TOEIC」
公務員試験で有利になる資格は、TOEICです。
TOEICは国家総合職の試験や一部の自治体の試験ではTOEICが加点対象になっています。
国家総合職の場合はTOEICのスコアが730点以上だと、本試験での得点に25点加点されます。
これは本試験の問題2問分の得点に匹敵するので、取得しておく価値は高いです。
また、これから外国人が増え、英語を使う機会も増えるので活躍の場が広がります。
民間試験を受ける場合もTOEICはほとんどの職種で好印象を得られるので、勉強しておいて損はないですね。
簿記検定
簿記は警察官採用試験などの一部の公務員試験で加点対象になっています。
また、国税専門官は加点されることはありませんが、実務で簿記を使う場面が多く、面接で、簿記の資格を持っていることをアピールすると、好印象です。
また、国税専門官の必須科目の「会計学」と勉強範囲が被っています。
自動車運転免許
自動車免許は加点対象にはなりませんが、地方の自治体では公用車で移動する機会が多いです。
実際、国税専門官をしていた時、同期が車で滞納者の家に行っているもいました。
仕事をしながら運転免許を取得するのは大変なので、事前に取得しておきましょう。
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