今回は国税専門官の採用面接について紹介します。
国税専門官は一次試験(教養試験・専門試験)合格後に面接が2回あります。
1回目は一次試験合格者が受ける面接試験。
2度目は二次試験の面接最終合格後にある最終面接です。
最終面接は意向確認程度の質問
最終面接は8月下旬にあります。
私の場合は東京国税局が第一志望ということもあり、東京国税局で面接を行いました。
面接は一対一で行いますが、意向確認程度のもので、特に深くは突っ込まれませんでした。
覚えている範囲で、面接官から聞かれたのは、
- 「国税専門官を知ったきっかけは?」
- 「なぜ、国税専門官になりたいと思ったのか?」
- 「長所と短所は?」
- 「学生時代に頑張ったことは?」
- 「趣味はなんですか?」
- 「ストレスがかかる場面もあるが、大丈夫か?」
- 「あなたのストレス発散方法は何ですか?」
といったものでした。
最終面接が終わるとその場で「あなたを採用します」と言われました。
二次試験の面接試験で聞かれた内容と結構被っていたな。
国税専門官最終面接合格後の内定の電話
最終面接が終わって、8月後半になると合否が分かります。
無事合格しても国税専門官になれるわけではありません。
その後、国税専門官から内定の電話が掛かってきて初めて合格となります。
きょうは、国税局に入るための「国税専門官試験」の合格発表日。
みなさんおめでとうございます!すでに内定の電話が来ている方もいますが、合格すれば99%内定の電話があります。
ダメだった方、採用者の半分くらいが浪人です。どれだけ歳をもらっていても、国税局は熱意あるあなたを待っています。— さんきゅう倉田(元国税局職員、ワインエキスパート) (@thankyoukurata) August 21, 2018
最終合格していても、内定漏れになると採用されません。
ただ、内定漏れになる人は少ないです。
はじめまして。
可能性が無いわけではないですが、これから電話がかかってくるパターンは山ほどありますよ。— せんせい@公務員試験専門家🔥マジ指導 (@koumuin_adviser) September 22, 2019
国税専門官の内定漏れを防ぐ方法
残念なことに毎年、最終合格をして内定漏れになってしまうという人が出てきます。
特に大阪国税局の人は、内定漏れになりやすいかもしれません。
というのも、大阪国税局は人気な割に採用枠が少ない激戦区だからです。
私の大学の友人は私と違い大阪国税局志望でした。
私の一次試験合格後の順位は真ん中辺りでしたが、友人は上位100人の中に入っていました。
私は「コイツは余裕で大阪国税局内定するだろうな」と内心思っていました。
しかし、いざふたを開けてみると面接の出来が良くなかったのか、友人に大阪国税局の内定は出ませんでした。
結局、友人は私と同じ東京国税局に1、2ヶ月遅れで内定していました。
ここから、分かるのは大阪国税局の難易度の高さです。
るパターンが非常に多いです。東京国税局採用の同期の約30%が大阪国税局を希望していた関西出身者でした。先程も記載しましたが、国税局間の異動はないため、地元に戻ることはあきらめなければなりません。https://t.co/OmXoybpRcw
— kurumi0713 (@kurumi221622) December 6, 2017
国税局の採用試験の内定がぼちぼち出される時期です。
ぼくがいた東京国税局の職員より、大阪国税局の職員の方が優秀。
理由は、就職先の選択肢の少ない地方の方が公務員の人気が高く、倍率も上がるから。
— さんきゅう倉田(元国税局職員、ワインエキスパート) (@thankyoukurata) August 11, 2015
大阪国税局は東京国税局よりも難しいのは明白なので、筆記試験と面接試験に自信がない人は採用枠の多い東京国税局を志望することで内定漏れの可能性を減らすことが出来ます。
東京国税局から大阪国税局に行く方法
東京国税局に内定された場合でも大阪国税局に行くことは可能です。
方法は以下の3つです。
- 結婚
- 親の介護等やむを得ない事情
- 大阪国税局勤務の希望を出す
確か相応の事由があると認められる場合は可能だったと思います。東京国税局採用から大阪国税局に移った職員も居ました。直接、採用担当に電話して確かな情報を得ることが良いかと思います。 RT @patariroken 突然の質問失礼します。国税専門官として東京で採用されて働き始めた
— 竹田 宣廣 (@takeda_nobuhiro) June 12, 2012
実際、私も東京国税局採用の人が大阪国税局に勤務するというケースも目にしました。
内定後すぐには難しいですが、数年経ってからであれば、東京国税局から大阪国税局で勤務できる可能性はあります。
以上、国税専門官の採用面接の意向確認と内定電話の時期についてお話しました。
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